祇園祭と桃肌こすめ出店のお知らせ

MOMOHADA BLOG2019年07月11日

京都の夏のビッグイベント、祇園祭。
もともとは、平安時代に疫病退散を願った御霊会に始まった八坂神社の祭礼です。

祇園祭と桃肌こすめ出店のお知らせ

1カ月にわたって行われる神事、行事の中でも特に有名なのは、
おそらく宵山と山鉾巡行でしょう。

宵山は、夜になると通りに立てられたそれぞれの山鉾に吊られた提灯に明かりがともり、コンチキチンの祇園囃子がお祭りムードを盛り上げます。
夜店もたくさん出て大勢の人で賑わいます。
町会所では、懸装品の展示や手ぬぐい、厄除け粽の販売もしています。

また、搭乗できる山鉾があったり、御朱印をいただけたりと、お楽しみもいっぱいなので、お時間に余裕があれば是非宵山からお出掛けいただくのがおすすめです。

そして、何といっても山鉾巡行は見逃せません。

ニュースなどで山鉾巡行の様子を報じられる際、ほとんどの方が一度は長刀鉾を見た事があるのではないでしょうか？
鉾先に疫病邪悪を祓う長刀を付けている事から、この名で呼ばれています。
今は竹製に錫箔を押し、鍍金金具を施した物を使用していますが、初代の長刀は、刀剣ファンにも有名な平安時代の刀工・三条小鍛冶宗近作で、
もとは宗近が娘の病気平癒を願って八坂神社に奉納したものであると伝えられています。

「くじとらず」で毎年先頭の長刀鉾に続き、たくさんの美術工芸品で装飾された重要有形民俗文化財の山鉾が連なって進む様子はとても豪華で、
動く美術館と言われるのも納得です。

いろいろな山鉾がありますから、デザインや由来などからお気に入りを見つけるのも楽しいかもしれませんね。

桃肌娘より一言